初冬の水田。集落の背後の丘からの見下ろし。
黄緑色は稲の「ひこばえ」、茶色は田起こしで鋤きこんだ田。水面は蓮田。
昨日は12月8日だった。
12月8日がどういう日であるか、身に染みて知っているのは、いわゆる「後期高齢者」、75歳を超えた人びとのはずです。
私が小学生(国民学校生)低学年の頃、毎年この日の朝礼は講堂で寒い思いをしながら「勅語」を聞かされたものでした。
アメリカでは、記念日になっているらしい。
こういう「思い出」は不要です。しかし、最近の世の気配には、いささか気になるにおいが感じられるように思います。
昨日の東京新聞のコラム「筆洗」をweb版から転載させていただきます。