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「(一)平面図の部」には、参考図が14図載っています。数図を除き、いろいろな面積の事例平面図です。そのうちの半分ほどについて解説があります。
そこで、解説文1枚とAからGの8枚の図に編集、紹介することにします。
なお、紹介の最後に、附録として、
この書で紹介されている「住家」すなわち、明治期の都会で多く見られた住居:の原型と考えられる江戸期の「武家住宅」の様態について、
「講習会・伝統を語るまえに」で使ったテキスト(「知っておきたい日本の木造建築工法の展開」)から抜粋して転載させていただきます。
はじめは、解説文の全文
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次に各図版を順に紹介します。原文に解説がある場合は、その図に解説内容を要約して付しますので原文と照合ください。
図版A 以下の事例をまとめてあります。
第一図:家族 5〜6人向きの建坪27坪・二階建住居の各階平面図と立面図
第二図:建坪19.25坪・平屋建住居、平面図及び小屋伏図
第三図:平屋建一部二階建住居の二階建部分の各階平面図及び骨組姿図
骨組姿図は、製図篇紹介の際には、その図だけでは分りにくいので、転載を省かせていただいた図です。
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図版B 以下をまとめました。原文に解説はありません。
第四図(甲):建坪98.5坪・平屋建住居平面図
第四図(乙):建坪46坪・平屋建住居平面図
第五図(甲):建坪38坪・平屋建住居平面図
第五図(乙):建坪58坪・平屋建住居平面図
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図版C 一部に「洋室」をもつ大型住居の例をまとめました。解説はありません。
第六図:建坪80坪・平屋建住居平面図
第七図(乙):建坪60坪・平屋建住居平面図
第七図(甲)は、「上等客間」の平面図例ですので、「客間」平面図例は、別に第十一図(乙)もありますので、あわせ図版Fにまとめました。
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図版D 農家住居の平面図をまとめました。
第八図:建坪80坪・平屋建住居
第十一図(甲):建坪43坪・平屋建 断面図は製図篇の第二十三図参照⇒図版の下に再掲します。
第十一図(乙)は、「上等客間」つまり、格の高い「客間」の平面図例です。第七図(甲)の「客間」平面図例とあわせ図版Fにまとめてあります。
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中巻 製図篇 第二十三図を再掲します。
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参考 なお、農家住宅の架構については、「日本の建築技術の展開−24」「日本の建築技術の展開−25」「日本の建築技術の展開−26」をご覧ください。
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図版E 以下の図をまとめました。解説文はありません。
第九図:建坪77.5坪・二階建
第十図(甲):建坪54坪・平屋建
第十図(乙):建坪73.5坪・平屋建
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図版Fには、広大な「上等家屋」の例と客間平面例をまとめます。
第十二図:建坪330坪・二階建住居平面図
第七図(甲):上等客間平面図、一列二室続きの例。
第十一図(乙):上等客間平面図、二列二室続き(計四室)の例。
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原文の第十二図解説
この図は、二階建上等家屋の各階平面図で、二階の客室の床には、第二十九図・甲(下図)に示す床棚、上段の間を応用し、天井を折上げ格天井とし、
階段の間(階段室)は平格天井でもよい。
一階の客室、主人居間などは、平格天井、猿棒の竿縁天井でも可。
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註 ここに紹介されている客間の構成は、いわゆる書院造:客殿建築の継承と考えられます。この点については、末尾の附録の冒頭の項をご覧ください。
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図版G 畳の敷き方及び茶室の平面例をまとめました。
第十三図(甲):建坪40坪の家屋の各室の畳の敷き方を例示。
第十三図(乙):茶室の各種平面図。
(い)は、四畳半の茶室で風炉を用いるとき畳の敷き方。風炉を置く半畳の畳は道具畳と藺筋をそろえ、勝手口に設ける。
(ろ)は下座床の四畳半の図。畳は図のように床前から三段並べて敷き、道具畳は廻り敷き、炉は中央の畳に図のように切る。
(は)は上座床の四畳半の図。床前の一畳を床に平行、他は廻り敷き。炉は中央の半畳に図の位置に切る。畳の藺筋は客畳、道具畳に揃える。
(に)は平三畳、(ほ)は三畳大目(さんじょう だいめ)、(へ)は二畳、(と)は平三畳大目(ひらさんじょう だいめ)、
(ち)は数寄屋三畳大目に勝手、水場を付した例。
大目畳とは、普通の畳の長さを四分の三とした畳のこと。
註 原文では大目に「おおめ」のルビが付いていますが、普通は「だいめ」と呼びます。
大目とは代目の転じた表記。
「古昔、田地一町に付き四分の一を納税したるを代目といいたるより起れる名称」(「日本建築辞彙」)。
「日本建築辞彙」は、「代目」表記が正しい、としている。
なお、現在は「台目」表記が一般的になっているかもしれません。
第十四図:大きな部屋の畳の敷き方の例。甲は六十畳廻り敷き及び入側などの敷き方、乙は乱敷きと称する敷き方。
一般の部屋の場合は、この両者の応用で敷くことができる。
床前は、畳の長手を床に平行に敷くのが一般的で、客座については、藺筋と客の向きが直交しないように敷くのが原則。
なお、床前の畳を、長さを一間半〜二間半を敷目を見せずに敷くこともある。
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附録 近世の武家住宅 「講習会・伝統を語るまえに」のテキストから抜粋。
文中に(〇〇頁参照)などとありますが、そのまま転載します。ご了承ください。
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なお、この記事中の「光浄院客殿」については、「建物づくりと寸法−2」などでも触れています。
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次回は「二 天井の部」の紹介を予定しています。
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「(一)平面図の部」には、参考図が14図載っています。数図を除き、いろいろな面積の事例平面図です。そのうちの半分ほどについて解説があります。
そこで、解説文1枚とAからGの8枚の図に編集、紹介することにします。
なお、紹介の最後に、附録として、
この書で紹介されている「住家」すなわち、明治期の都会で多く見られた住居:の原型と考えられる江戸期の「武家住宅」の様態について、
「講習会・伝統を語るまえに」で使ったテキスト(「知っておきたい日本の木造建築工法の展開」)から抜粋して転載させていただきます。
はじめは、解説文の全文
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次に各図版を順に紹介します。原文に解説がある場合は、その図に解説内容を要約して付しますので原文と照合ください。
図版A 以下の事例をまとめてあります。
第一図:家族 5〜6人向きの建坪27坪・二階建住居の各階平面図と立面図
第二図:建坪19.25坪・平屋建住居、平面図及び小屋伏図
第三図:平屋建一部二階建住居の二階建部分の各階平面図及び骨組姿図
骨組姿図は、製図篇紹介の際には、その図だけでは分りにくいので、転載を省かせていただいた図です。
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図版B 以下をまとめました。原文に解説はありません。
第四図(甲):建坪98.5坪・平屋建住居平面図
第四図(乙):建坪46坪・平屋建住居平面図
第五図(甲):建坪38坪・平屋建住居平面図
第五図(乙):建坪58坪・平屋建住居平面図
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図版C 一部に「洋室」をもつ大型住居の例をまとめました。解説はありません。
第六図:建坪80坪・平屋建住居平面図
第七図(乙):建坪60坪・平屋建住居平面図
第七図(甲)は、「上等客間」の平面図例ですので、「客間」平面図例は、別に第十一図(乙)もありますので、あわせ図版Fにまとめました。
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図版D 農家住居の平面図をまとめました。
第八図:建坪80坪・平屋建住居
第十一図(甲):建坪43坪・平屋建 断面図は製図篇の第二十三図参照⇒図版の下に再掲します。
第十一図(乙)は、「上等客間」つまり、格の高い「客間」の平面図例です。第七図(甲)の「客間」平面図例とあわせ図版Fにまとめてあります。
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中巻 製図篇 第二十三図を再掲します。
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参考 なお、農家住宅の架構については、「日本の建築技術の展開−24」「日本の建築技術の展開−25」「日本の建築技術の展開−26」をご覧ください。
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図版E 以下の図をまとめました。解説文はありません。
第九図:建坪77.5坪・二階建
第十図(甲):建坪54坪・平屋建
第十図(乙):建坪73.5坪・平屋建
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図版Fには、広大な「上等家屋」の例と客間平面例をまとめます。
第十二図:建坪330坪・二階建住居平面図
第七図(甲):上等客間平面図、一列二室続きの例。
第十一図(乙):上等客間平面図、二列二室続き(計四室)の例。
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原文の第十二図解説
この図は、二階建上等家屋の各階平面図で、二階の客室の床には、第二十九図・甲(下図)に示す床棚、上段の間を応用し、天井を折上げ格天井とし、
階段の間(階段室)は平格天井でもよい。
一階の客室、主人居間などは、平格天井、猿棒の竿縁天井でも可。
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註 ここに紹介されている客間の構成は、いわゆる書院造:客殿建築の継承と考えられます。この点については、末尾の附録の冒頭の項をご覧ください。
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図版G 畳の敷き方及び茶室の平面例をまとめました。
第十三図(甲):建坪40坪の家屋の各室の畳の敷き方を例示。
第十三図(乙):茶室の各種平面図。
(い)は、四畳半の茶室で風炉を用いるとき畳の敷き方。風炉を置く半畳の畳は道具畳と藺筋をそろえ、勝手口に設ける。
(ろ)は下座床の四畳半の図。畳は図のように床前から三段並べて敷き、道具畳は廻り敷き、炉は中央の畳に図のように切る。
(は)は上座床の四畳半の図。床前の一畳を床に平行、他は廻り敷き。炉は中央の半畳に図の位置に切る。畳の藺筋は客畳、道具畳に揃える。
(に)は平三畳、(ほ)は三畳大目(さんじょう だいめ)、(へ)は二畳、(と)は平三畳大目(ひらさんじょう だいめ)、
(ち)は数寄屋三畳大目に勝手、水場を付した例。
大目畳とは、普通の畳の長さを四分の三とした畳のこと。
註 原文では大目に「おおめ」のルビが付いていますが、普通は「だいめ」と呼びます。
大目とは代目の転じた表記。
「古昔、田地一町に付き四分の一を納税したるを代目といいたるより起れる名称」(「日本建築辞彙」)。
「日本建築辞彙」は、「代目」表記が正しい、としている。
なお、現在は「台目」表記が一般的になっているかもしれません。
第十四図:大きな部屋の畳の敷き方の例。甲は六十畳廻り敷き及び入側などの敷き方、乙は乱敷きと称する敷き方。
一般の部屋の場合は、この両者の応用で敷くことができる。
床前は、畳の長手を床に平行に敷くのが一般的で、客座については、藺筋と客の向きが直交しないように敷くのが原則。
なお、床前の畳を、長さを一間半〜二間半を敷目を見せずに敷くこともある。
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附録 近世の武家住宅 「講習会・伝統を語るまえに」のテキストから抜粋。
文中に(〇〇頁参照)などとありますが、そのまま転載します。ご了承ください。
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なお、この記事中の「光浄院客殿」については、「建物づくりと寸法−2」などでも触れています。
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次回は「二 天井の部」の紹介を予定しています。