久しぶりに晴れた昨日の朝。一面の霧でした。右手は神社の杜。
霧は、この後、一気に消えました。
私たち一般の人間が車で走行中、速度違反で駐車を命じられたとき、「その場所の速度制限を知らなかった」、という「言い訳」が通用することは、あり得ない。
「標識」があるのは事実で、それを「見忘れた」に過ぎないのだからである。極めて当たり前な話。
しかし、《政治の世界》では、「知らなかった」「見忘れた」ゆえの法律違反は、違法ではないらしい。つまり、「知らなかった」という「言い訳」が認められる。
我が宰相が、国会という場で、その旨、堂々と《宣言》していた。更には、違法でない限り、如何なる行為も正当である、かの言も語っている。
敢えて例えれば、法定速度内であるならば、いかなる状況でも、法定速度のままで走行し続けてよい、ということ。
そのような運転は、普通はできないし、やらない。普通人は、そんなに「愚か」ではないからだ。しかし、《政治の世界》では当たり前らしい。
そして、どういうわけか、こういう《思考》の方がたにかぎって、「道徳」の必須教科化をのたまう!
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