久方ぶりに梅雨らしい梅雨の毎日。子どもの頃の梅雨を思い出しています。夏休みが始まるまで、毎日ぐずついていたように思います。
去年はこんなには降らなかった。今年は「梅雨寒」「梅雨晴れ」「降り籠められる」という語が復権した感じです。
写真は、昨日13日の朝の風景。ネムノキの上に青空が輝いています。まさに「梅雨晴れ」。気分がいい!!
降り籠められていた間、低調だった体調も、晴れると快調になります。きわめて敏感に反応します。五感の大事さを実感します。
しかし、世の動きは梅雨晴れどころか、いっそう憂鬱になることばかり。
いい歳をした「大人たち」が、どうしてこうまでして「いくさごっこ」の「夢」に夢中になるのでしょうか。その「想像力の凄さ」に驚きます。
その「想像力」を、「福島原発被災地の暮し」にも馳せてみたらいかがでしょうか。
ときどき、こんなことを考えます。
例の「除染で出た『廃棄物』」の『中間貯蔵施設』は、国会議事堂前の広場につくったらどうか、と。そうすれば、「国」や「議員」の本気度が世界に示されるはずではないか。
考えてみてください、そこでつくれないのであるならば、他の場所でもつくれるわけがない。
「議事堂前にはどうしてもつくれない」という「合理的な理由」を、一つでも挙げられますか? それは存しないはずです。
そういう事態を考えてみるだけで、『中間貯蔵施設』の場所は安易に決められない、という「事実」を認識できるはずだ、「想像力」が、要らぬところにだけ注がれている、そう私には思えるのです。
梅雨の晴れ間の一時、今日は朝の涼しいうちに、リハビリを兼ねて、路側の草刈りをしてきました。前回からひと月ほどしか経っていないのに、この雨続きで、一気に伸びてしまったのです。生命力の凄さ! 少しばかり、さっぱりしました。